2022年にクロスオーバーとして大変身した新型クラウン( AZSH35/TZSH35)。しかし発売直後から「こんなはずじゃなかった」という声が増えている。
結論:新型クラウンは「クラウンという名前」に期待して買うと後悔しやすい。クロスオーバーSUVとして評価すると実力は十分だが、従来のクラウンファンには別物に映る。
目次
買ってはいけないと言われる理由3つ
①「クラウンらしさ」がない
歴代クラウンのファンが最も指摘するのがこの点だ。クロスオーバーボディへの移行でセダンの優雅さ・威厳が失われたと感じるオーナーが多い。「クラウンセダン」という別モデルが設定されているが価格が上がり、ハードルが高くなった。
②リセールが読みにくい
クロスオーバーへの大転換は中古市場での評価を不安定にした。従来のクラウンファンは買い替え候補から外すケースが多く、新規購買層がリセールを支えるかは不透明だ。3〜5年後のリセールバリューはハリアーやアルファードより劣る可能性がある。
③価格が割高に感じる
クロスオーバーの最安値は約528万円からとなり、同価格帯でレクサスUXやNXも視野に入る。「クラウンブランド」への価値観が薄い層には、コスパの悪さを感じやすい価格帯だ。
クラウン クロスオーバー グレード・価格一覧
| グレード | 駆動 | 価格(税込) | 燃費 |
|---|---|---|---|
| X(HV) | 2WD | 約528万円 | 24.4km/L |
| G(HV) | E-Four | 約598万円 | 20.2km/L |
| G Advanced(HV) | E-Four | 約660万円 | 20.2km/L |
| RS(PHEV) | E-Four | 約748万円 | 18.0km/L相当 |
クラウンが向いている人・向かない人
| 向いている人 | 向かない人 |
|---|---|
| クロスオーバーSUVとして選ぶ | 従来型セダンのクラウンが好きだった |
| 500万円台の上質な国産車が欲しい | リセールを重視する |
| デザインの個性を重視する | コスパを重視する |
| 新しいクラウンの方向性に共感できる | 「クラウンの威厳・格」を求めている |
Q. 買ってはいけない理由は?
クラウンらしさの喪失・リセール不透明・価格帯でレクサスが競合になる点が主な理由です。
Q. リセールはどう?
中古市場での評価が安定しておらず、ハリアー・アルファードより劣る可能性があります。
Q. クラウンとレクサスUXどちらがいい?
リセール・ブランド重視ならレクサス、デザインの個性重視ならクラウンです。
まとめ
新型クラウンは「クラウンという名前で判断する車」ではなくなった。クロスオーバーSUVとして500万円台の選択肢として純粋に評価すれば、デザイン・走行性能・快適性は高水準だ。ただし「クラウンのブランド・格」を求めるなら、クラウンセダンか旧型中古という選択肢を真剣に検討すべきだ。

